「海外一人旅に行って見たいけど、どこが安全?英語通じる?費用は?」
初めての海外一人旅は、ワクワクと同じくらい不安も多いですよね。
そんな中、僕が選んだのが”マレーシア”。実際に行ってみて、旅しやすさ・コスパ・安心感、すべてが揃っていました。
今回はマレーシアを初海外1人旅におすすめする理由を、実体験ベースで紹介します。
1. 英語が通じやすく、一人でも安心
マレーシアは、標準語はマレー語とされていますが、英語が準公用語として使われています。
ホテル、空港、カフェ、コンビニ、レストラン、全ての場面で、コミュニケーションに困ることはありませんでした。
また、観光地でのガイドなども英語表記もあります。

僕のカタコトの拙い英語でも十分通じました。
2. 物価が安くてコスパ最高
2025年4月に行ってきましたが、そのときのマレーシアの物価は、日本の物価の2/3程度でした。参考までに、今回の旅で、実際に見てきた物価例を載せておきます。
項目 | 価格例(円) |
ホテル(ランクは中程度、1泊) | 8000~12000 |
レストラン (1食) | 400~800 |
水(500ml) | 60 |
鉄道・バス | 日本の1/3程度 |
タクシー(Grab) | 日本の1/5程度 |
特に、タクシーなどでかかる移動費が日本と比べて1/5程度と非常に安くなっています。
物価の指数として、ビッグマック指数を見てみると、日本は44位、マレーシアは48位となっています。ここからも日本よりマレーシアの方が物価が安いことがわかります。
順位 | 国名 | 価格(円) |
7 | アメリカ | 856 |
44 | 日本 | 480 |
45 | ベトナム | 453 |
48 | マレーシア | 431 |
3. 多文化で刺激的
イスラム、中華、インドといった多民族文化が同居しているマレーシアは、街を歩いているだけで、新鮮な発見があります。
マレーシアはイスラム教を国教としています。特に、イスラム文化は、日本にいると、触れる機会が少ないと思います。実際に体験してみることで、新たな価値観を得られる人も多いはずです。

上の写真はマラッカにあるマラッカ海峡モスクです。モスクは、イスラム建築で建てられ、外見は周りの風景と調和していて優雅であり、内部は幾何学模様で装飾されており、神聖さを感じさせような構造になっています。
イスラム建築とは
イスラム建築とは7世紀のイスラム教成立以降、イスラム文化圏で形成された建築。
ドーム(丸屋根)がついた建物や、アラベスクを代表とする幾何学模様で装飾されていることが特徴。
4. 治安が良く一人歩きも安心
経済平和研究(IEP)によると、2024年のマレーシアの世界平和度指数は10位です。ちなみに日本は17位です。この指数によるとマレーシアの治安はかなりいいと言えます。

上の写真はクアラルンプールの都会エリアのブキッ・ビンタンの様子です。カメラ片手に、クアラルンプールの街を歩いた際は危険を感じることは一切ありませんでした。
ただし、治安がいいとはいえ、クアラルンプールでは、スリなども多いので、十分に注意してください。
5. アクセス良好&LCCでお得に行ける
成田・関空から直行便があり、エアアジアなどのLCCなら往復3〜4万円で行けます。
参考までに、スカスキャナーで調査した2025年7/1~7/7(調査日:2025年6/1)の東京から人気観光地の往復飛行機代金の比較を示します。
旅先 | 直行便最安値(円) | 所要時間 |
台北 | 29,057 | 3時間45分 |
バンコク | 40,190 | 7時間25分 |
クアラルンプール | 39,784 | 7時間20分 |
日本と近い台湾よりも1万円差で行けます。また人気観光基地のバンコクとほぼ同じ料金・時間で行くことができます。
飛行時間も約7時間と、時差も1時間だけなので時差ボケもほぼナシ。
旅慣れしていない人でも「ちょっと足を伸ばす」感覚で行ける距離です。
6.グルメも美味しい
グルメも、ローカルな屋台飯、中華、マレーシア料理、インド料理などあり、バラエティ豊富で飽きがこないです。
マレーシア料理だけでも、ナシレマ、パクテー、チェンドルなどあり、1回の旅行では全て制覇できないほどです。
どれも日本では食べる機会がほとんどない料理ばっかりで全部が新鮮です。

7.交通の便が良い
クアラルンプールエリアでは、鉄道路線が張り巡らせられており、ほとんどの場所に簡単にアクセスできます。

上のクアラルンプールの路線の1つKTM電車内の様子です。乗り方含め、日本の電車とほとんど変わらないため、安心です。
写真はさらに、Grab(配車アプリ)も格安なので、鉄道が通っていない場所でも気軽に、足を伸ばすことができます。車内での会話は、基本的にアプリで指定した目的地があっているか、運転手に確認されるだけなので、英語に自信がなくても平気です。
Grab+鉄道を利用すれば、クアラルンプールエリアの有名な観光地は2時間以内で訪れることができます。
体験談と実際にかかった費用
2025年4月、僕は4泊5日でクアラルンプールとマラッカを巡る旅へ。
はじめてイスラム教を国教とする国を訪れました。はじめて、触れたイスラム文化はどれも新鮮で、来て良かったなと心から思える体験でした。
日中はカメラ片手に街を歩き、夜はマーケットやツインタワー周辺をのんびり散歩。旅の終わりには、物価は安いので、少し高級なマッサージに行ったりと。
実際にかかった費用は、合計121,200円でした。内訳は以下のとおりです。
項目 | 費用(円) |
ホテル代 | 35,000 |
食費 | 12,000 |
移動費 | 6,800 |
観光費 | 0 |
リラクゼーション | 5,400 |
お土産代 | 4,000 |
飛行機代 | 58,000 |
合計 | 121,200 |
まとめ
「初めての海外一人旅、どこがいい?」と迷っているなら、マレーシアは本当におすすめです。
英語が通じて、治安も良くて、何より多様な文化に触れる体験ができるのは大きな魅力。
はじめての海外一人旅に、ぴったりな場所です。
マレーシアの観光スポットも紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください!