
クアラルンプールからバスで約2時間。世界遺産の町マラッカに到着し、最初に向かったのは観光の中心「オランダ広場」。赤茶色の建物が並ぶこのエリアはかつてのオランダ統治時代の名残を今に伝える場所です。
今回は1人旅で昼間に訪れたオランダ広場周辺の魅力とそのとき感じたことを記していきます。
◾️訪問日時・混雑具合
・訪問日:2025年4月29日(火)
・時間:午後1時ごろ
・天気:晴れ(快晴)
・混雑度:観光客やトライショーでにぎわい、人通りが多めでした
◾️実際に行ってみた感想
• 広場に着くと、目に飛び込んできたのは真昼の強い日差しに照らされた赤い街並み。
• 観光客の姿が多く、カラフルなトライショーが並んでいて、まさに“マラッカらしいにぎやかさ”が感じられました。
• 暑さはあるものの、赤レンガの建物や時計台、教会の外観を間近に見ながら、ゆっくり歩くのも楽しい時間でした。
• 一人旅でも写真を撮りながらぶらぶら歩くのにちょうど良く、広場周辺を自由に散策できます。
◾️マラッカを歩いて思ったことを正直に言うと
正直、マラッカは想像以上に暑かったです。歩いているだけで体力が削られていく感じ。
街全体に歴史の雰囲気はあるけれど、場所によっては清潔感がちょっと気になるところもありました。
オランダ広場は色鮮やかで見ごたえがあるけど、日差しが強い時間帯は長居はちょっとキツめ。
でも、丘の上にあるセントポール教会の跡地は、風も抜けていて落ち着ける場所でした。マラッカの中で一番好きかもしれません。
お昼は有名なジョンカー88へ。ラクサは普通においしかったけど、「ここじゃなきゃダメ!」ってほどではないかな、という印象。
お店の雰囲気も少し雑多で、潔癖な人は気になるかもしれません。
ジョンカーストリートはお昼でもにぎわっていて、お店がずらっと並んでいて見ているだけで楽しかったです。
ただ外はとにかく暑くて、途中からは「どこか涼しい場所に避難したい」気持ちが先行。
そこで駆け込んだハードロックカフェがまさかの救世主。トイレが清潔で、空調も効いてて、天国みたいでした。
◾️1人旅目線の安心ポイント
• 広場は観光地として整備されていて、観光客の多い時間帯でも歩きやすく、危険な雰囲気はありません。
• 日陰やベンチも点在しているので、暑さ対策をしながらのんびり過ごせます。
• カフェや雑貨店が多く、一人でも入りやすいお店がそろっています。
◾️おすすめ時間帯・注意点
• おすすめ時間帯:昼はにぎやかさや活気を感じたい人におすすめ。トライショーの写真や建物全体がしっかり撮れるのもこの時間。
• 注意点:日差しが非常に強く、建物の色味も日陰と日なたで印象が変わります。帽子・日焼け止め・水分補給は必須です。
混雑が気になる場合は、建物の裏側や川沿いへ抜けると静かなエリアもあります。
◾️アクセス情報(2025年時点)
• 場所:マラッカ中心部、スタダイスやキリスト教会がある「Dutch Square」
• 最寄りのバス停:クアラルンプールからマラッカセントラルまで高速バスで約2時間。マラッカ・セントラルから市バスで約20分(もしくはGrabで約15分)
• 入場料:広場そのものは無料。周囲の施設(博物館や教会)は一部有料あり
• 滞在時間:広場と周辺を見て回るのに1〜2時間が目安
▼印象に残った1枚:

ジョンカーストリートから少し外れた細い路地。
整っているわけではないし、洗練されているわけでもない。
でも、吊るされたランタンの色合いや、建物の古さと植物の緑が重なる感じに、どこか惹かれました。
マラッカは、完璧に整った観光地ではないけれど、こういう“手つかず”な景色のなかに、その街らしさが残っている気がします。
暑さと雑多さに少し疲れていたはずなのに、この一角だけは立ち止まりたくなった、そんな場所でした。
マラッカのオランダ広場周辺は、歴史を感じる赤い建物と、今の暮らしが共存するにぎやかな場所でした。
昼間の強い日差しの中で見る街並みは、とても鮮やかで活気があり、歩いているだけで気分が明るくなるような景色です。
一人旅でも気軽に楽しめるマラッカの中心地、ぜひ立ち寄ってみてください。